ハンマーダルシマーという楽器とは?ピアノの先祖なの?
ハンマーダルシマーって聞いた事ありますか?
オルゴールのようなとても綺麗な音が出る楽器です。
楽器「ハンマーダルシマー」とは
簡単に言うと、多数の金属製の弦を、ばちで打って演奏する楽器です。
最初にこの単語を見た時、ダルシムが関係しているのかと思いましたよ。。。
弦をばち・ハンマーで打って演奏する楽器
ハンマーダルシマー、ダルシマー(ハンマード・ダルシマー、ハンマーダルシマー)は、ツィター属打弦楽器の英語圏における呼称です。
擦弦楽器である「アパラチアン・ダルシマー(マウンテン・ダルシマー)」と区別するため「hammered dulcimer」と表記されることが多いです。
日本では通常「ハンマーダルシマー」と呼ばれますが、単語のつづりや意味からは「ハンマード・ダルシマー(ハンマーで打たれるダルシマー)」が正しいです。
要するに打つダルシマーって事です。
「ダルシマー・dulcimer」という言葉の由来はラテン語であり、「甘美な旋律」を意味する「dulce melos」が語源として推察されていますが、定かではないようです。
弦楽器の中でも珍しい楽器
ふつう、弦を弓などでこするか、弾いて音を出す演奏法が圧倒的に多い弦楽器ですが、ハンマーダルシマーは弦を打つ数少ない珍しい楽器です。
ハンマーダルシマーは「ピアノの先祖」?
金属製の弦を打って音を出す点や、音色の類似性から「ピアノの先祖」と呼ばれる説があります。
アジアで使用されるダルシマーは比較的サイズの小さい小型タイプのようです。
しかし、ヨーロッパではオーケストラで使用したりする事から、音域を広げる必要が出てきた為、大きいサイズ、大型化が試みられ、中には100キロ近い重量のものもあるようです。
ヨーロッパの移民がもたらした楽器の一つに「アパラチアン・ダルシマー」(マウンテン・ダルシマー、ラップ・ダルシマーとも)と呼ばれるものがありますが、これらは撥弦楽器であり、打弦楽器のダルシマーとは別物です。
ハンマーダルシマーの演奏奏者・演奏家
ハンマーダルシマーの演奏奏者・演奏家
MiMiさん
稲岡大介さん
立枝恵子さん
小松崎健さん、などがいらっしゃいます。
一度演奏を聴くと癒されて、はまってしまうかもしれません。元々民族系の音楽が好きな人は特におすすめですね。
ハンマーダルシマーを指導するレッスン教室
日本にもハンマーダルシマーのレッスン教室があるようです。
関東方面(東京・埼玉・神奈川など):橋爪みち子(MiMi)さんの教室 >> HPはこちら
関西方面(大阪・京都・神戸など):稲岡大介さんの教室 >> HPはこちら
2015年05月01日(金)
趣味の幅を広げるのも良いですね。
一度、演奏を聴いてみてください♪